夜桜の小道
― NAIGHT SAKURA ROAD ―

2006年3月某日 神奈川県のとある河原道にて

桜が100本以上植えられている河原道です。
昼間とは違った表情を見せていました。
この日は桜祭が行われていたため、ランタンが飾られました。

桜の小道と同じ撮影場所です。


夜桜 その1 夜桜 その2 夜桜 その3
 夜桜
昼間に見る桜が綺麗なのは、いうまでもないのだけれど、夜に見る桜はどことなく、神秘的である。
不思議としっとりした雰囲気が増すように見える。この日は、微風がそよいでいて寒かったのだが、それでも桜は静かに凛として立っていた。


夜桜 その4 夜桜 その5 夜桜 その6
 ちょっと近くに…
ちょっと近くによって撮影してみた。少々風が吹いていたため、さわさわという音が桜から聴こえてくる。そしてその風にのって桜の香がただよっていた。なんとなく、夜の桜の香の方が仄かに艶があってしっとりとした感じがする。


夜桜 その4 夜桜 その5 夜桜 その6
 更に近くに…
更に近くによると当然ながら、桜の香も強くなる。また、散り始めて、少したった頃の桜のため、ところどころ花びらがなくなり、寂しい部分が明らかになる。桜の花は綺麗ではあるけれど、散り出した頃の桜は、あまり近くに寄らない方が、気付かない分いいかもしれない。


夜桜 その1 夜桜 その2 夜桜 その3
 夜桜道
こうしてみると、確かに桜が道の脇に植えられているのがわかるな…というところでしょうか…。何故こういう風ないい方をするかというと、フラッシュを当てたり等工夫しないと、通常の状態では桜の木の存在がわからないに等しいという状態なのである。 (汗)


ランタンと桜の径? その1 ランタンと桜の径? その2 ランタンと桜の径? その3
 ランタンと桜の道?
ちなみに、この写真はそのままの写真というか、見たまんまの姿である。写真でいえば左側に桜があるのだが、桜は普通に見えない。桜の存在は一応シルエットと香で認識はできるものの、ただ、心細げにランタンの光が一本の線を描いているという風に見える…。(爆)せめて、安全のためにも、もうちょっと明かりを付けてくれてもと思った。暗くて、風が吹いてて、寒くて、人もほとんどいない…。一瞬ここは冥府への道なのかと錯覚させるムードがあった…。


ランタン その1 ランタン その2 ランタン その3
 ランタン
道の途中に祀られている水神様の前に置かれていたランタンは、どことなく神秘的な光を放っていた。しかし、寒い上に、暗い、風が吹いて桜の枝がさわさわと音を立ていて、人はほとんどいない…という状態だったので、正直いうとちょっと怖かった……。(汗)



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